DISC REVIEW
Overseas
2015年04月号掲載
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ALABAMA SHAKES
Sound & Color
Track.1の「Sound & Color」で温かいフェンダー・ローズとベースの呼吸するような絡みが聴こえてきただけで鳥肌が立って、"音楽がこの世に存在してありがとう"と言いたくなってしまった。Brittany Howardのソウルフルなヴォーカルはもちろん、このバンドのアンサンブルはあらゆる音楽の本質のその芯の芯をセンスで捉えて表現し、奇跡的な爆発力を発揮する。その稀有なセンスは例えばD'ANGELO、ARCTIC MONKEYSなどジャンルを越えて"この音でこのリフでこのビート以外ないだろう!"という確信を持った人間にしか鳴らせないものだ。LANA DEL REYのセッション・ミュージシャンでも知られるBlake Millsの共同プロデュースもオルタナティヴな完成形に一役買っている。
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