DISC REVIEW
Japanese
2015年01月号掲載
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プルモライト
World's End
札幌在住の4ピース・バンドの1stミニ・アルバム。全6曲に共通するテーマは"嘘"。自分を庇うため、あるいは相手を傷つけないために嘘をついていく人間が持つ多面性を、様々な表情を持つ女声ヴォーカルを筆頭に色彩豊かなサウンドで表現。心の葛藤を疾走感溢れるサウンドに乗せた「世界は嘘で出来ている」、歌謡曲の色香を漂わせる「歌うカメレオン」、ストリングスを取り入れてポップに振り切れた「ほころび」、などなど。感情の起伏を歌と楽器でどのように表現していくかに苦労したとのことだが、その努力が良い形で実っているということが聴いていてよく分かるし、今後への大きな伸びしろを感じる。初の全国流通音源は、バンドの持つキャラクターを凝縮させた充実の1枚となった。
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