Overseas
2014年10月号掲載
-
"FUJI ROCK FES'14"の最終日、レッド・マーキーのベスト・アクトという声も高かった彼らの4年ぶり、通算4枚目のフル・アルバム。そのステージの印象から、ポップでカラフルな楽曲をイメージしがちだが、ポップではあるもののモノクロームな色合いが似合うアンドロイド的なサウンドでまとめられている印象。最もキャッチーなのは2ヶ月でMVが約1000万回再生されたという話題の「The Writing's On The Wall」。CGなどに頼ることなく、人力の騙し絵的手法で次々と展開していく映像は観終わったあとにMVのエンディング同様、拍手を送りたくなるはず。やはり彼らの魅力はMVもセットで楽しんでこそ本領発揮のようで、次作MVは日本で撮影、制作がおこなわれたというから非常に楽しみだ。(岡本 貴之)
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号