DISC REVIEW
Overseas
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JAMES
La Petite Mort
6年の活動休止を経て、2007年に復活してからも精力的に活動を続けている6人組、JAMESによる11作目のアルバム。U2、THE SMITHSに続くバンドとして、90年代に一時代を築いた彼らだが、ここではその頃を彷彿とさせるニュー・ウェイヴ風味のロック・サウンドを基本路線としながらアコースティック・ナンバーからストリングスやホーンも使ったチェンバー・ポップまで、多彩な楽曲作りに挑んでいる。中でも彼らなりに現在のトレンドにアプローチしたとも言えるエレポップ・ナンバーは復活後の活動が決して懐古的なものではないことをアピールするものだ。もっとも、不世出のヴォーカリスト、Tim Boothが歌えば、どんな曲でもJAMES印になるのだろう。朗々と歌い上げるBoothの歌声が実に心地いい。
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