DISC REVIEW
Overseas
2014年04月号掲載
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John Frusciante
Enclosure
天才ギタリストがギターをシンセに持ち替え、音響も含め、新たな可能性を追求した一連のプロジェクトが遂に完結?!John自ら集大成と語る最新アルバムが登場。シンセとエキセントリックなビートの組み合わせを軸にしているという意味では『PBX Funicular Intaglio Zone』の延長と言えるものの、決定的な違いはJohnがこれまで内に秘めていたと思しき歌心を思う存分、オープンにしていることだ。00年代前半のRED HOT CHILI PEPPERSの快進撃はJohnが支えていたんだと改めて実感。ファルセットを交え、Johnが歌い上げる美しいメロディに心が洗われる。トラック・メイキングが若干いびつに感じられるのは、僕らが凡人だからだ。天才である彼の目の前にはこの世で1番美しい世界が広がっているにちがいない。
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