DISC REVIEW
Japanese
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Archaique Smile
On The Eternal Boundary
2010年の結成以来、東京都内を拠点に活動を続けるインストゥルメンタル・バンドの記念すべき1stアルバム。言葉のいらないインスト・バンドの強みを活かし、今年はカナダのバンドMILANKUとの共演ツアーも成功させている彼ら。Track.1「falling to the sky」からラストの「faint light」まで、リヴァーブのかかったトレモロ・ギターの美しい音色が印象的だ。ヘッドフォンをして聴いていると、まるで以前からずっと頭の中で鳴っていたかのように感じてくる音像は、幼少期の記憶を辿る旅のようでどこか懐かしい。静寂から轟音へと変化していく曲の後半で聴かせるノイズ・ギターも険がなく、何故か親しみ易く柔和だ。バンド名の語源"アルカイク・スマイル(無表情にも拘らず口元に笑みをたたえた様子)"がバンドの音楽性を見事に表している。
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- 2025.10.10
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