Japanese
2013年11月号掲載
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ポップ、トランス、サイケデリックと様々なアプローチが展開され、濃密な彩りを魅せた前作『Nietzsche』がいきなりタワレコメンに選ばれるなど、注目を集める大阪発ガールズ・ユニット、印象派の最新シングル。ANATAKIKOUが提供したラップ調の歌詞は"イマドキの女の子"らしさを醸しつつ、哀歌的な要素も含んでおり、現役OLという彼女たちらしい歌詞と言えるだろう。そんな歌詞と、思わずリズムを取って踊りだしたくなるようなヒップホップなメロディが耳に残り、ついつい口ずさみたくなる。前作でも感じられるように、ジャンルレスと言えるほど多彩な音楽を鳴らす彼女たちだが、今作でさらに新たなジャンルをぶつけてきた。まさに"彼女たちはまだまだ進化し続ける"と確信できる作品だ。(奥村 小雪)
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