DISC REVIEW
Japanese
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Christopher Allan Diadora
Amanda
THE STROKESが新作を発表した2013年に、まるでそれに対する解答を差し出すかのように2004年結成のほぼ10年選手から届けられた素晴らしい1stアルバム。サウンドの根幹にあるのはTHE STROKESからの影響を感じさせる00年代型ロックンロールだが、曲毎に表情を変えるヴァリエーションに富んだリズムと、歌謡性の高いメロディが一層のポップネスとオリジナリティを与えている。ニュー・ウェーヴ的な煌びやかさやロック以外の音楽素養を感じさせるアレンジもあるものの、あくまでも最高のリフをソリッドに聴かせることを念頭に置いているのであろう演奏と生々しいプロダクションによって、決して派手になり過ぎない絶妙なラインをすべての曲で維持している。あぁ、なんて素晴らしいセンスとダンディズム。最高。
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- 2025.01.18
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