DISC REVIEW
Japanese
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Scars Borough
Nineteen Percent
約1年の制作期間を経てリリースされるScars Boroughの3rdアルバム。歪みまくったギター&ベースの音が耳にゴリゴリとぶつかってくる。それだけ聴いてしまえばずっしりと骨太な印象だが、音の嵐の中で踊るようなKYOKO (Vo)の声が楽曲の印象をガラリと変える。今作を聴いた第一印象はポップでちょっとパンキッシュ。だが、それはヴォーカルが勝ち過ぎているというわけではない。キュートな彼女の声は唸り響く弦楽器隊と絡み合うことによって格段に艶やかさを増している。理想的な相乗効果。特に印象に残るのは「torico」「nux」と続く疾走系のナンバーだ。まるでSFの世界でスカイカーをぶっ飛ばしているようなハイな気分になる。背中がゾクゾクする。ヤバい。この快感は癖になる。
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