DISC REVIEW
Japanese
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黒木渚
黒木渚
福岡出身3人組バンドの1stミニ・アルバム。迷いのない真っ直ぐなヴォーカルのアカペラから始まるインパクト十分の強気な作品だ。曲名からも想像できるとおり、歌詞もタブーを恐れない、時に凄惨とも思えるようなフレーズが並ぶ。文字通りグロテスクに感じるリスナーもいるかもしれないが、怯まずに落ち着いて聴いてみれば文学的で、物語を紡いでいるような風情がある。楽曲はジャズのテイストを取り入れたり、どこか昭和以前の日本を感じるフレーズだったり、聴きやすく口ずさみやすいメロディアスな歌謡ロックに仕上がっている。サウンド・プロデューサーにくるりやCoccoなどのプロデュースで知られる根岸孝旨、木村カエラやYUKIなどを手がける會田茂一を迎え、話題性も十分。これからの活躍が期待される。
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