DISC REVIEW
Overseas
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KISHI BASHI
151A
全米iTunesチャート急上昇中の注目株である日系アーティスト。“151A”と書いて“一期一会”と読むデビュー・アルバムには、まさしく出会えたことに感謝したくなるような独特でいて壮大な音の世界観が描かれていた。本人がヴァイオリン奏者だけあり作品全体からはクラシックにも通じる深みを感じることができるが、それらを形作る要素は雑多なほどバラバラである。冒頭の「Intro/Pathos,Pathos」からエレクトロの匂いがしたかと思えば、Track.3「Bright Whites」では賛美歌のような明るいリズムとメロディのなかに奇妙な日本語まで含まれている。まるで彼の頭の中を覗き見ているかのような感覚すら覚える楽曲たちから、新たな癒しや刺激を受けること請け合いである。
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