Japanese
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全曲ほぼ1分台(全16曲の中で2分を超えるのはたった1曲だけ)で駆け抜ける、ショート・ハード・ロック・バンドの快速東京、待望の2ndアルバム。プロデューサーに元NUMBER GIRLの中尾憲太郎を迎えて制作された本作は、前作『ミュージックステーション』から、よりパワー・アップしたエネルギッシュなサウンドを聴かせてくれる。ハードコアやパンクとは違う、ポップでダイナミックな展開は不思議な魅力を解き放つ。強力なギター・リフや疾走感の中に、“妙に気になる音”があり、何度も繰り返し聴きたくなる中毒性を持っている。ラッパーとしても有名な、やけのはらを迎えた楽曲も抜群のキャッチーさと完成度。話題性を含め、今年を代表する1枚になるのは間違いないだろう。(遠藤 孝行)
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Skream! 2024年09月号