Overseas
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GRIMESを輩出したトロントのレーベルARBUTUS RECORDSから、再び癖のあるガールズ・ヴォーカル・バンドがデビュー。同レーベルに所属していたSILLY KISSERSから派生したTOPSは、以前のようなファンタジック・シンセ・ポップから正統派ポップへと変化を遂げた。しばし、ARIEL PINK’SやTWIN SISTERと比べられることが多い彼らであるが、紅一点Jane Pennyの気だるくセンチメンタルな歌声と、80年代のラジオから流れてきそうなレトロ・ポップなサウンド、さらに乾いた打楽器の音や時より現れるオルガンの音色など、センスの良さはずば抜けている。彼らがトロントの代表バンドとなる将来も、そう遠くない。(水上 歩美)
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Skream! 2024年09月号