DISC REVIEW
Japanese
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KETTLES
Here!
2008年8月に結成したコイケ(Vo&Gt)、オカヤス(Vo&Dr)による男女2人組みバンドのほぼ1年ぶりとなるニュー・アルバム。体制的にはTHE WHITE STRIPESのそれと同じではあるが、彼らは限りなく最小限の人数で灼熱のロックを展開していたが、KETTLESは非常に力の抜けた、ただ強靭な芯の強さを持ったロック・バンドだ。1曲目の「吹き飛ばしたら」からボーナス・トラックを除いた最後の曲「日が昇るまで」全曲において言えることなのだが、ポップさの中に確実に眼を光らせた何かが潜んでいる。それは日常を切り取った詞の端々にも、決して大げさなギミックを用いないアレンジの中からもギラギラと感じるのだ。ボーナス・トラックにはヤバイバイバイのリフレインが中毒性満点の「ヤバイバイバイ」のCHABEリミックスを収録、お洒落な化粧を施されたトラックにも注目。
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