DISC REVIEW
Overseas
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SCHOOL OF SEVEN BELLS
Ghostory
US/UK問わず、ここ最近のインディー・ロック界隈、特にエレクトロニカに接近しているような音楽は80年代のディスコ・ビートに回帰しているような印象を受けるが、このSCHOOL OF SEVEN BELLSの新作も同様に爽快なディスコ・ビートが鳴り響く快作だ。しかし、彼らの強みはそのダンサンブルなトラックの上に乗せられた、確かな歌心であろう。浮遊感のあるシンセのドローンと、時に小気味良く時にノイジーなギター・サウンドが作り上げるある種不安定な音世界の中、幾重にも重ねられながらも力強さを失っていないAlejandraの歌は、確かなメロディ・センスとポップネスの両方を持ち合わせている。内省的なまま立ち止まることなく、彼らの音楽は力強く外を向いている、そんな風に思わせてくれる良作だ。
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- 2025.01.19
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