DISC REVIEW
Overseas
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CLOUD NOTHINGS
Attack On Memory
どうしたCLOUD NOTHINGS! 驚異の飛躍というか、深化系変貌。90年代にシカゴ音響派周辺に浸っていたおっさん(俺もね)はとにかくオープニング・ナンバーで感涙だろう。ポスト・ロックやエモなんてカテゴライズもなかったあの時代、張り詰めた緊張感と“静と動”のエモーショナルな美をみせたSLINTによる名盤『Spiderland』の幻影が! こんな裏切りは想像できなかったが、レコーディング・エンジニアはノイズ御大Steve Albiniという納得の起用。昨年リリースされた泣きメロ満載のデビュー・アルバムはローファイ・リヴァイヴァルの追い風にも乗り注目を集めたが、ついに覚醒である。主要メンバーDylan Baldi曰く“前作のポップ・パンクとは対立するものとして、新作をロック・アルバムと呼びたい”と。逞しく成長した姿を見るにつけ、俄然来日を切望!
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