Overseas
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2011年のUK音楽シーンの顔はJames BlakeやAdele に代表される様に、インディ・ロックは元気が無かったように感じる。そんな中、THE VACCINESやARCTIC MONKEYSといったバンドが気を吐いたが、勢いは続かず、下半期にはロンドン暴動での喪失と虚しさが残った。そんなシーンを救う者としてイギリスで大きく話題にあがっているのがこのTRIBESだ。THE LIBERTINES、THE KOOKS、THE VIEWといったブリティッシュ・ロック直系の遺伝子を感じるメロディ・センスに、「Sappho」「We Were Children」で聴けるシンガロングなフック……UKロックの復権はTRIBESが担うことだろう。(中里 友)
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