DISC REVIEW
Japanese
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シリカ
超電磁砲
神戸発の3ピース・バンド、シリカの2ndアルバム。「SPSPSP」では、“現実が取り巻いて 現状が取り巻いて 離れない”と言いながら必死に現実を振り切ろうとし、「携帯を折るにあたって」では、“繋がり”そのものをぶっ壊してみせる。携帯電話、タイムライン、RT、フォローミー……。歌詞に出てくる言葉からも、現代社会は繋がることができるツールが発達したことが分かるが、結局はそんなもん全部見せかけだと彼らは吐き捨てる。そんな全8曲は、全てが“むき出し”。そのむき出しの“青さ”には目が覚めるような感覚さえ覚えた。“青かった日々”、自分があの頃見ていた世界はどういうものだったのか。繰り返される日常の中で沸き上がる虚しさ、無常感、そして焦燥……。シリカは、そこへ真っ向からロックをぶつけていく。
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