Japanese
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オープニング「Submarine Volcano」から勝負あり!壮大でドラマチックな疾走感、キャッチーなギター・リフでいきなり心を鷲掴みにされる。OCEANLANEらしい、突き抜ける世界観で力強いカムバック!を宣言しているようだ。約2年ぶり、通算5枚目のフル・アルバム。丹念に時間を掛け、生みの苦しみを味わうまで自らに高いハードルを課し、原点を振り返り、または己を深く見つめ、真意で納得のいく形を目指した意欲作だ。そんな意識が纏った新たな魅力は、深遠な内省にまどろむ「Blue Satellite」や静謐ながらエレクトロ・ビートを活かしたラストの「Cries Of The Wolves」か。美しく、繊細な音響構築だ。やはり、惜しくも解散してしまったCOPELANDの穴を埋めるのはこのバンドしかいない。ジャパニーズ・ビューティフル・エモとして、世界に羽ばたくことを願う。(伊藤 洋輔)