DISC REVIEW
Japanese
-
GRAPEVINE
風の歌
GRAPEVINE としては約1 年半振りのシングル・リリース。「風の歌」はその名の通り、秋空のように高く突き抜ける開放的なミディアム・テンポ・ナンバー。田中和将のヴォーカルと3人の奏でるストレートな音作りは肝が据わった落ち着きを感じさせる。メロトロンのストリングスとの相性も抜群で、大人として熟した人間にしか出せない渋さとスケール感。この曲は今までのGRAPEVINE とは確実に一線を画している。c/w の「This Town」は遠く外国に広がる雄大な台地を彷彿させる、カントリー・テイストの効いたロックンロールだ。昨年の精力的な海外公演や、長田 進とのコラボレーションを経て、新たなる自分達の"場所" を見出したGRAPEVINE。彼らの自然体が凝縮された美しい作品に仕上がった。
LIVE INFO
- 2025.01.19
- 2025.01.20
- 2025.01.21
- 2025.01.22
- 2025.01.23
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.26
- 2025.01.27
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号