DISC REVIEW
Overseas
-
ANTONY AND THE JOHNSONS
Swanlights
ANTONY AND THE JOHNSONSの世界は、あまりにも独自に突き抜けており、安易な気持ちでは触れられない気がする。そう感じたのは彼が敬愛する日本舞踏界の至宝、大野一雄をジャケットに配した前作『THE CRYING LIGHT』でのこと。壮大なサウンド・スケープに唯一無二の歌声は、強固なまでの美意識を醸し、まるでSIGUR ROSなど幼く感じてしまうほどの張りつめた緊張感があった。その孤高の世界観がビルボードのヨーロッパ・チャートで1位を獲得したのは当然な結果か。そして、待望の新作である。前作と比較するとラフな質感を活かし、さまざまなアプローチでこれまで以上に大衆的間口の開かれた印象を受けるが、美意識の芯は揺るがない。歌姫BJORKとのデュエット曲は早くも話題になっているが、個人的にはラスト「Christina's Farm」の壮美な流れに感動した。
LIVE INFO
- 2025.02.06
- 2025.02.07
- 2025.02.08
- 2025.02.09
- 2025.02.10
- 2025.02.11
- 2025.02.12
- 2025.02.13
- 2025.02.14
RELEASE INFO
- 2025.02.07
- 2025.02.10
- 2025.02.12
- 2025.02.15
- 2025.02.19
- 2025.02.26
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.05
- 2025.03.12
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.02
- 2025.04.09
- 2025.04.15
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号