Japanese
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いやあ、こういうのは個人的にツボ過ぎるんですよね。ドラム、パーカッション、ベースによるインスト・ガールズ・トリオ。2004年から都内を中心に活動しているというこのHB。ファンクやダブを基盤に、徹底的にリズムに拘ったスリリングなベース・ミュージック。徹底的に無駄を削ぎ落とした剥き出しのグルーヴが腰を直撃してくる。ドラムとパーカッションが生み出すポリリズムとベースのうねりを増幅させるダブ、エレクトロニカ的要素。ツボを押さえたファンキーなアレンジで全く飽きることなくそのグルーヴに身を委ねることができる。タフな強度としなやかさを兼ね備えたこの黒さ。地面から立ち昇ってくるグルーヴに遥か彼方までトバされます。深夜3時のダンス・フロアのど真ん中とかでライヴをやったら、とてもいいんでしょうね。(佐々木 健治)
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Skream! 2024年09月号