Japanese
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17年目を迎えたPANIC SMILE。僕が彼等を知ったのは、10年前。僕の上京後、初めてのライヴがNUMBER GIRLとPANIC SMILEだった。だから、その日のことはよく覚えていると言いたいが、NUMBER GIRLのことしかあまり覚えていない。免疫のなかった当時の僕は、PANIC SMILEの変なビート、変なテンションによるぶっ飛んだ音楽に、ショックを受けたことはよく覚えている。そして、本作でもPANIC SMILE節の首も腰も膝もカックンカックンしてしまうビートは健在。「Girls On Floor1」などでは奇妙な歌心も披露しているが、そこも含めてとにかく自由だ。そして、PANIC SMILEはいつ聴いても不思議と風通しがいい。これをポップと言わずに何と言う。(佐々木 健治)
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Skream! 2024年09月号