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COLUMN

The Brixton Academy の「Shall we Love Action?」【第5回】

The Brixton Academy の「Shall we Love Action?」【第5回】

本日は8月も終わりに近づく、残暑の厳しい1日です。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。この文章が世に出る頃には、すっかり夏も終わり秋めいてることを祈るばかりです。

The Brixton Academyの連載、第5回目です。
近況報告もかねて、最近を振り返ってみようと思います。
僕たちの2011年・夏は、アルバム制作に奔走する季節となりました。Just Now、この原稿を書いている今もまさに、海外からマスタリングのされた音源が届き、いよいよ制作も佳境というタイミングを迎えているところでございます。

2011年9月28日発売、The Brixton Academy『Bright As Diamonds』

僕たちTBAの2ndアルバム。
手前味噌ですが、このアルバム、本当に良いです。
もう、ヤバいです。とにかく手に取って聴いてほしいです。
せっかくの良い機会なので、「コラム用のネタに」という口実を使って新作についての軽いアンケート調査をメンバーに試みました。
アンケートの質問は……

その1:ニュー・アルバム、改めて聴いてみて、どんな作品ですか?
その2:特におすすめな曲を教えてくださーい!

こんな感じで、各人の回答を見ていきたいと思います。

Naotoくん(Vo.)の回答
■質問その1■
良い意味でカオスなアルバムになったなと思います。
今までコンセプチュアルな作品が続いていたので、こういうアプローチも面白いです。

■質問その2■
シューゲイザーの要素が強い「Youth」や、BPM95のスローな「Two Shadows United」などは、メロディも気に入ってます!

……あっ、丁寧語で訊いたから丁寧語で回答してくれた感じ?
ダメだよー、畏まった文章に見えちゃうじゃん(笑)。
もうちょっとラフに、仲良しな雰囲気出していこうぜー。
……って、全員丁寧な感じで答えてるのか!
僕の訊き方が悪かったです。ホント、すんません。

Yoneくん(Gt.)の回答
■質問その1■
完成する前は不安しかなかったけど今は最高峰作だと思ってます。

■質問その2■
押し曲は「テクノ」(註:「Pyxis」という曲のこと)。
注目なのは前回までのアルバムと聴き比べると楽曲自体は思いっきり方向を変え、あと音作りも変えたとこ。

うおっと!曲名を仮タイトルのまんまで言ってくるところが、初々しくていいですね(笑)。
変な仮タイトルがついているのが制作毎度の恒例なんですけど、そういった意味で今回は曲調にストレートな仮タイトルが多かったですね、余談ですが。

Yoshiくん(Ba.)の回答
■質問その1■
今までの作品に比べて、メロディ、そして音にドラマチックさが更に増していると思います。アルバム単位でいうと、テンションの波があっていい感じです。アゲアゲ、おセンチ、無機質、壮大?的な、よく分かんない表現になっちゃってますが、そういった意味でアルバムを通して楽しめる作品になっています。

■質問その2■
前の質問とも被っちゃいますけど、いろんな音で、いろんなメロディが鳴っています。そのあたりにも注目してもらいつつ聴いてもらうとさらに楽しんでもらえるかと思います!

いやいや、流石です。“アゲアゲ”とか“おセンチ”とか……君の言葉のボキャブラリーには舌を巻くばかりっす。とってもわかりやすいと思うので、今後も素晴らしいボキャブラリーに期待。

と、こんな企画をやってみたわけですが。
この企画は原稿の規定の文字量を埋めるためにやった……
わけでは決してありません(笑)。要は「新作、ぜひ聴いてね」ということが言いたかったわけです。
気が付けば、すっかり原稿の文字が埋まってるじゃないですか!

司会・進行はTBAのドラム、Ryoでお送りしました。

次回で連載は最終回?