八十八ヶ所巡礼×ピアノゾンビ

INTERVIEW

Japanese

八十八ヶ所巡礼×ピアノゾンビ

2018年09月号掲載

八十八ヶ所巡礼

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八十八ヶ所巡礼：マーガレット廣井（Vo/Ba）
ピアノゾンビ：アキパンマン（Vo/Gt）
インタビュアー：加藤智裕　Photo by ゆうばひかり

－今後、アルバム『凍狂』の曲もパチパチでやっていく可能性はあるのですか？

廣井：「金土日」はできるんじゃないんですか？簡単なんで。「凍狂」とかは無理ですね（笑）。

－いつかパチパチの音源とか出たら面白そうですね。

アキパンマン：出すならDVDじゃない？ CDなんて聴けないでしょ（笑）。

廣井：不快ですね（笑）。パチパチはやれるだけでいいです。作品には残したくないですね。

アキパンマン：ライヴに来てくれてる人だけのサービスだね。

廣井：ピアノゾンビのディナー・ショーだったらパチパチで行きますよ（笑）。

－また来年もパチパチは観れそうでしょうか？

廣井：パチパチとは言わず、演劇の要素が強いことを八八の中にも取り入れたり、ピアノゾンビとやるときだけ、がっつりお芝居の時間を作ってやれたりしたら楽しいんじゃないかなと。ミュージカルですよね。

アキパンマン：ミュージカルやるの？

廣井：ミュージカルになるわけじゃないですか。途中で曲入っちゃったら。そうしましょ！

アキパンマン：はい、わかりました（笑）。

廣井：まず"ロッキー・ホラー・ショー"から観ましょう。

アキパンマン：不良のやつやるんじゃないの？

廣井：あ、そうだった（笑）。不良のミュージカルをやりましょう（笑）！

－ちなみに、アキパンマンさんは『凍狂』を聴きましたか？

アキパンマン：ちょっと......。

廣井：ちょっと！？なんでちょっとなんですか（笑）！いいんですけど。

アキパンマン：忙しくてね......。でも、少し聴きましたけど、なんか明るい感じになったなと思いました。

廣井：ピアノゾンビのおかげですよ。僕が無駄に入れたがっていた暗いダークネスな部分なんて、今回はいらないかなと思って削っていったんです。

アキパンマン：新しいアルバムにピアノゾンビの影響を混ぜるのやめてください（笑）。無理がある（笑）。

－パチパチについて他に伝えておきたいことってありますか？

廣井：パチパチに関しては、もうこれ以上語ることはないぐらい話しましたね（笑）。

アキパンマン：どのくらいメンバーが心を病んでしまったのかって聞きたいですけど、他のメンバーいないですからね（笑）。

廣井：Kenzooooooは不眠症になり（笑）、かっちゃんは諦めてましたね。従うというか。

アキパンマン：当日のリハーサルから本番まで2時間ぐらいあったんですよ。メイクしてくれる子が早い時間に別現場に行かなきゃいけなくて、本番の2時間前にはかっちゃんが完成形になっちゃって。中に水泳帽を被ってたんですけど痛いらしく（笑）、楽屋でずっとこう（※古畑任三郎のポーズの指が外を向いているイメージ）してました（笑）。

廣井：見慣れるまで楽屋でずっと爆笑してましたよね（笑）。

－毎回、パチパチをやるたびに不安定な感じになるんですか？

廣井：八八のワンマン・ライヴは数え切れないぐらいやってるんで、それに対して気負ったり不安になったりはまったくないんですけど、慣れないことをいきなりステージに立ってやれと言われると、すごく不安ですね。その不安がピリッとしてて楽しかったりするんですけど。パチパチに関しては、今回座長が入って監修してくれたので、コケてもスベっても総責任者はアキさんになるから（笑）、そこで不安が分散された感じがあって心強いなと思いました。

アキパンマン：そういうの心強いって言わないけどね（笑）。

廣井：（笑）パチパチは八八に還元できるものがあればいいなって思いますね。

アキパンマン：八八だとKenzooooooもかっちゃんも喋んないでしょ？

廣井：最近、Kenzooooooは喋ったりするんですよ。

アキパンマン：（パチパチの）影響出てるかもしれないね。

廣井：「金土日」のコール＆レスポンスのときに、なんの打ち合わせもなしでKenzooooooを真ん中に呼んできてマイクを持たせたりして。そういう訓練大事ですね、きっと。

アキパンマン：じゃあ来年はKenzooooooを育てていこう（笑）！

廣井：座長、よろしくお願いします（笑）！