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INTERVIEW

Japanese

JUNIOR BREATH

2016年06月号掲載

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Member:ホシヲ(Vo/Gt) いずべい☆(Ba) ウェール(Gt) シューマッハ・ヨシアキ(Dr)

Interviewer:岡本 貴之

-長くバンドを続けていく中で、曲、歌詞、アレンジを作るうえでの考え方の変化はありましたか?

ホシヲ:歌詞は僕が書いているのですが、普段から使っている言葉を使うように心掛けてます。それを組み合わせて誰も聴いたことのない言い回しを作り出す。気がつけばずっと、歌とメロディに寄り添うアレンジをしていますね。それが基本になってる。

ヨシアキ:イントロ、間奏、アウトロの長さとかは気にしなくなりましたね。長くても、短くても、気持ちの良いところで切ろうみたいな。

-Track.4「ビアイズジャスティス」がハチャメチャな曲でとても好きです。この曲はどのように生まれた曲ですか?

ホシヲ:優勝したらドイツの"Taubertal Festival"に出場できるというコンテスト"エマージェンザ・ジャパン"に参加してるんです。それで、"ドイツといえばビールだろ!"と思って。スタジオでウェールが弾いたリフがすごくハマッて、そこからすごい早さでできあがった曲です。BPMは、ヨシアキだからこそ出せるスピードです。この曲をドイツでやれたら面白い。

ヨシアキ:この曲、ライヴでやってて一番ヒヤヒヤします(笑)。一番最後のところは、僕がゴリ押しでつけ足しました。

ウェール:リフは完全に思いつきですが、90年代インディーズ・ミクスチャー・バンドのようなチープでバカバカしくて豪快な曲に仕上がりました。

-レコーディングするうえで新たに試みたことや音作りの面でのこだわりを教えてください。

ホシヲ:とにかくギターの音をカッコよく素直に録りたかった。今回はそれに尽きるかなと思います。シンプルに、シンプルに。

ヨシアキ:レコーディング中、僕とホシヲさん、"ギターやべえ"しか言うてないですよ(笑)。

ウェール:僕がただ好きな音を作ったのに対し、レコーディング・エンジニアの乾さんがそれをカッコよく録音してくれました。ほんとにただそれだけです。

-ヴォーカルのホシヲさんにお聞きします。バンドのフロントマンとして、歌詞を通して一貫してリスナーに伝えたいことはなんでしょうか。

ホシヲ:"力いっぱい生きよう!"ってことですかね。歳を重ねるごとにどんどんメッセージがシンプルに、ポジティヴになってる。

-みなさんがバンドを始めてから10年の間に、配信やYouTubeが浸透し、スマホで音楽を聴くようになったり、大型ロック・フェスが増加したり、音楽を取り巻く環境は大きく変化しました。バンドマンとして、そういった変化をどのように捉えていますか?

ホシヲ:チャンスかなと思ってます。アイディア次第で戦っていける。で、そんな中で音楽を間近で体験できる"ライヴ"を大事にしていけたらなと思ってます。

ヨシアキ:難しいことはわからんです。"音楽好き"、"ライヴ楽しい"でオッケーやと思ってます。

-みなさんがバンドを続けていくモチベーションはどんなところにあるのでしょうか?

ホシヲ:単純にバンドがものすごく好きなんです。バンドをやるために生きてきたので、これからもそうします。人生の持ち場は僕にとって、歌うことなので、歌うことで人の役に立ちたいです。

ヨシアキ:音楽をやってる人みんなそうやと思うんですけど、ライヴをやることや、スタジオで練習することが日常なので、その日常を大切にしたいです。普通が一番って感じですかね。

ウェール:ヨシアキ、ええこと言うなあ。その日常をより楽しくしていくために、新しいことにチャレンジするのも大切なことのひとつかなと。そしてなんとこの夏、いよいよ野外フェス"ROCK BLESS FESTA 2016"(※7月18日(月・祝)服部緑地野外音楽堂にて開催)をやっちゃいます! チケット代にはびっくりしますよ!

-JUNIOR BREATHはどのようなライヴを行っているバンドですか? また、今後のライヴの見どころを教えてください。

ホシヲ:暑苦しいライヴをやってます(笑)。人が全力を振り絞る様を見てもらえるかなと。今後は自主企画が続くので、楽しい夜が目白押しです!

ヨシアキ:ホシヲさんと以下同文です(笑)。

-結成10周年を迎えた今、改めてどんなバンドでいたいかを教えてください。

ホシヲ:ライヴを観て、音源を聴いて元気が出るようなバンドでいたいですね。情熱や、明日に向かう勇気が湧くバンドでいたいと思ってます!

ヨシアキ:140歳ぐらいになっても、真面目もおふざけも全力でやりたい。もっと楽しくなりますよー!