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INTERVIEW

Japanese

Alfred Beach Sandal

 

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Member:北里彰久(Vo/Gt)

Interviewer:増田 思織

-ラテン、ブラック・ミュージックなどさまざまな国籍の音楽を鳴らしていますが、歌詞がすべて日本語なのは何故なのでしょうか?

日本語しかわからないので。

-Track.3「Cool Runnings」は、ジャマイカのボブスレー・チームを描いた映画"クール・ランニング"から来ているのでしょうか? "おいらのソリならもうぶっ壊れてる"というフレーズと楽しげな"クールランニング!"という掛け声がすごく爽快で、なんだかスカッとした気分になりました!

映画の"クール・ランニング"からきてます。映画観てないですけど。"いろいろムカつくこととかあるけど、とりあえずやけっぱちでもレース出るしかないっしょ。やるしかないっしょ"みたいな曲です。サウンド的にはインチキ・アフロダブです。掛け声可愛いですね~。

-Track.7「Fugue State」では、ゲストとしてラッパーの5lackさんを迎えていらっしゃいます。どういった経緯で、コラボレーションすることになったのでしょうか。

ラッパーにフィーチャリングお願いしようっていうのはアルバム作っているときに考えてて。音楽家として気合い入っててリスペクトできる人で、曲のテーマともハマるだろうってことで5lackくんにお願いしました。直接面識はなかったんですけど、参加お願いするのにどうせなら身近な知り合いより、ちょっと遠い人のほうが化学反応期待できるだろうな、とも思って。

-さらに同楽曲は7インチでシングル・カットしていますが、もともとシングル・カットする予定だったのでしょうか?

いや、アルバム発売延期になっちゃって、どうしようってときに、この曲はもう完成してたし、いい感じだったんでアルバム発売予定だった日に、代わりってわけじゃないですけど、出しました。でもカッコいいでしょ? この7inch。

-Track.9「Honeymoon」は、タイトルとは裏腹に怪しさも孕んでいて、でもサビのメロディは思わずきゅんとしてしまう切なさを感じました。この曲はどのようにして生まれたのでしょうか?

閑散とした海辺の街をぶらぶら旅行してたときに思い浮かんだ歌詞がテーマになって、できてます。あとはスタジオ入ってバンドでアレンジ考えて、だいぶ怪しい感じになりました。街を出て行く歌ですけど、逃避っていうよりは、不安の中でもほのかな期待とか希望とか、前向きな別れの歌みたいなイメージ。まあ、それがもっと異次元っていうかSF的なサウンドになってますけど。

-ラストを飾る「Swallow」は、やわらかなアコースティックの音色と北里さんの澄んだ声がとても印象的でした。今作の中で1番シンプルなサウンドだと思うのですが、ラストにこの曲を持ってきたのには、どういった意図があったのですか?

1曲目で幕が開けて、時空が歪んでる旅が続いて、最後に現実に戻ってくるっていうイメージです。

-9月からは初の全国ツアーが始まりますね。どういったツアーにしたいですか?

ライヴ好きなんで楽しみです。音源とはまた違った感じになる部分も多いので、チェックしてもらえたら嬉しいです。ムキムキになって行きます。

-最後に、Skream!の読者の方にひと言お願いします。

読んでくれてありがとうございました~。