ソライアオ

INTERVIEW

Japanese

ソライアオ

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Member：木部数也 (Vo)　山田恵子 (Ba)

Interviewer：蜂須賀ちなみ

－ソライアオは、何度かメンバー脱退やメンバー・チェンジをしつつもサポート・メンバーを迎えることで常に4ピースのバンドという形態をとっていますが、その形に拘ることに理由はありますか？木部さんは、例えばソロでやりたいと考えたことはありますか？

木部：ソライアオを結成してから"4人バンド"っていうものにすごく拘っていて、しかもピン・ヴォーカルというスタイルに。だから楽曲もギター1本で再現できるようなアレンジを意識していたんですけど、何度もメンバーが変わる中で、その拘りが足枷になっているように思えて。ふたりになって"何のためにソライアオをやっているのか"を話したときに、ふたりとも"恩返しがしたい"という想いが合って、その共通の想いを理解してくれているサポート・メンバーが今はふたりなので結果的に4人でステージに上がっています。昔と今では気持ちが変わっていますね。なので、今は他にもサポートを入れたり、ふたりだけでライヴもしてみたいと思います。ソライアオと別の話で言えば、ソロとか興味ありますね。あとは男だけのバンドとかユニットとかもやってみたいです。女なしで（笑）。

山田：私たちが高校生の時に流行っていたバンドって、ほとんどが4人組ピン・ヴォーカルでした。もしくは、5人組でも、必ずピン・ヴォーカルで。だから、それに影響受けてて、"やっぱ、バンドやるなら4人組でピン・ヴォーカルっしょ！"てな感じでした。けど、今は、ソライアオを続ける中で、いろんな事に挑戦したいなと思ってて、いろんな楽器入れてみたいですね！ピアノやストリングスや管楽器、別のヴォーカルとコラボとかもおもしろそう！

－木部さん＋山田さん＋サポート・メンバーふたりという形ですでにライヴを行っていると思いますが、現体制の手応えについて教えてください。

木部：正直なところ、精神的な面ですごく楽になりました。山ちゃんとは長い付き合いので、考えてることがわかるし、良い意味で言い合える仲なので。やっていてすごく手応えを感じています。でもその分やることは増えましたね。限られた時間でサポート・メンバーに伝えてライヴをしないといけないので、そういう面では大変ですけど、でもそれを含めて今はとても充実しています。

山田：木部とは、たくさん話しあってるけど、でも、それだけだと閉鎖的になってしまうと思うんです。なので、今は、サポート・メンバーだからこそ分かるような"ソライアオについて"を聞けるし、新しいスタッフを入れてみたりして、色んなところから色んな意見を取り入れられるのは良いことだと思ってます。そして、色んなことを少しずつ実行できてるので、それが、手応えとして感じられてます。

－最後になりますが、12月21日の初のワンマン・ライヴへの意気込みをどうぞ。

木部：ソライアオは結成して6年になるんですけど、今までワンマン・ライヴをやったことが無いんですよ。それはふたりのこだわりで、ワンマンは2階席があるライヴハウスでできるようになるまでやりたくなくて。2階席に親を招待したいんです。たぶん、自分がバンドを自由に続けてこれた1番の理由は親の理解だと思うので。......って言いながらまだ招待してないんですけどね（笑）。で、ふたり体制になって、山ちゃんと話して、ソライアオを続ける理由"恩返し"を果たしていこうということになり、"ファンへの恩返し""親への恩返し"がしたくてワンマン・ライヴを決めました。ソライアオふたりの決意の日なので、ぜひソライアオを知っている人みんなに来てもらいたいです。

山田：ソライアオを始めて6年。たくさんの出来事があって、ようやく現在のソライアオに落ち着いて、なんだかんだすごくしっくりきています。その一区切りとして、今まで出会ってくれたみんなに、このワンマンで、なにか、しめし的なものをみせられたらなと思っています。そして、新たなソライアオの第1歩もみせられると思います。ぜひ、ソライアオのライヴを、生で体感しにきてください！