Japanese
Theキャンプ
2014年05月号掲載
Member:伊藤 洋平 (Vo) 山口 立史 (Gt) ヨウヘイコバヤシ (Ba) オカエモン (Dr)
Interviewer:奥村 小雪
-アルバムの中でバラード的な位置にある、Track.3「深海魚」やラスト・ナンバー「エジソン」は伊藤さんが作詞作曲をされてますが、優しい曲を作るのが得意なんですか?
伊藤:そうですね。バラードっぽい曲しかないです。
-このアルバムは、楽曲だけでなくちょっとシュールだけど可愛いジャケットも印象的だなと思ったのですが、イラストは漫画家コンビのルノアール兄弟さんが手掛けているんですよね?描いてもらうことになったきっかけがあったのですか?
コバヤシ:僕が昔からすごい好きで、以前ライヴ会場限定のCDを出す時にダメ元でメールを送ってお願いしてみたら、快諾してくださったんです。全国流通盤を出すならってことでまたお願いしてみたら、"やりましょう"ということで描いてくださいました。
-ジャケットのコンセプトなどはあったのですか?
コバヤシ:Theキャンプの音楽ってわりと"いろんな形のものがいろんな勢いで流れ込んでくる"っていうイメージがあって。"生き物っていうか、よく分からないものがバーッと流れてるイメージでお願いします"って伝えたら、ああいう可愛いジャケットができ上がりました。
-たしかにイメージ通りですね。アルバムに収録される楽曲はすでにライヴで披露されてるんですか?
伊藤:大体ライヴでやってますね。Track.4「アクション」とかが1番初期からある曲で、1番最初に作った自主制作のアルバムに入っていたんですけど、そのアルバムが手元に全部なくなっちゃったんで、流通盤で出すなら最初にいれようかっていうことになって。アルバムの収録曲は、全体的に最近のライヴで披露してる中から集めた曲たちですね。
-ちなみにアルバム収録曲のうち、ライヴで1番盛り上がるのはどの曲ですか?
コバヤシ:「Nice boat.」かな?
一同:うん。そうだね。
-リリース・ツアーの予定はありますか?
コバヤシ:7月16日に東京でライヴしたり、あとは富山とか北海道とか、仲の良いバンドのところにおじゃまする感じですね。
伊藤:5月の後半から8月末くらいまでの間でいろんなところに行く予定です。
-今後の展望をお伺いできますか?
伊藤:もうすぐ結成7年になるんですけど、長い時間をかけて少しずつ進んでる、みたいな。今の流れで焦らずに大きいステージに上がっていきたいです。
コバヤシ:僕はなるべく早く、なるべく多く、大きいフェスとかに出たいです。出ます(笑)。
オカエモン:生きている限り大きくなっていって、最終的に誰も見たことがないようなところに到達できたらいいな、到達します。
-最後に、リスナーへ向けて一言ずつメッセージをいただけますか?
伊藤:音源のリリースもあるんですが、とにかくライヴを1度観に来てほしいです。
コバヤシ:とはいえ、なるべくアルバムに熱量を詰め込んだつもりなので、いっぱい聴いてください。
立史:"Theキャンプ"って名前見たことあるなーとか、全く知らなくても読んでくれた方は、少しでも興味があればライヴに足を運んだり、CDを買って聴いていただいたりして、もし気に入っていただければ幸いかなと思います。
オカエモン:Theキャンプって、変に尖って飛び抜けてるところもあるんですけど、わりと普遍的な良さみたいなものも持ってると思うので、ライヴや音源で少しでも触れてもらえれば、気に入ってもらえると思います。よろしくお願いします。
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