Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

Skream! 公式X Skream! 公式YouTube Skream! 公式アプリ

INTERVIEW

Overseas

THE DEATHSET

 

いいね!

Member:Johnny Siela(G/Vo) / Dan Walker(G/Vo)

Interviewer:佐々木 健治


-そういうカテゴライズされたくないという姿勢は、メジャーに行きたくないという姿勢だったり、DIYの精神だったり、そういうことにも繋がりますか?

メジャーなんて、FUCKだよ(全員爆笑)。メジャーになって、ビルボードのトップに上って、すぐにドーンと落ちてしまうっていうのではなくて、インディの姿勢を保ったまま、皆に知ってもらえて、ずっと音楽活動を続けられるっていうのが、僕たちの一番望む場所なんだ。

-それこそ、何十歳になってもLIVEをやっていたい?

J:もちろん!だけど、さすがに今とはちょっと変わるかもね。

-あなた達が影響を受けたバンド、好きなバンドを教えてもらえますか?

J:NINJA SONICと、僕たちの友達なんだけど、JAPANTHERというD.I.Yバンドだね。どちらも、ブルックリンのバンドだ。JAPANTHERは、僕たちが、初めて観たD.I.Yバンドなんだ。彼らは、自分たちが好きな音楽を待つんじゃなくて、自分たちで始めることを教えてくれた、とても大事なバンドなんだよ。 あとは、HIP HOP、エレクトロニック、パンク、そういう要素の入っているバンドが好きだね。

D:僕も、ハードコア、エレクトロといった要素が入っているバンドが好きだ。クラブミュージックも少しやっていたから、そういう音も好きだね。やっぱり、友達のD.I.Yバンドが好きなんだ。

-オーストラリアには、そういうバンドはいなかったんですか?

J:いるにはいるんだけど、地理的な問題で、とにかくオーストラリアは大きいから、都市同士が離れているんだ。だから、そういうシーンが繋がりにくいし、広がっていかない。それに比べると、アメリカはシーン同士が繋がりやすいよね。オーストラリアは、アメリカやヨーロッパのようにはなりにくいんだ。

-D.I.Yバンド同士の連帯感、仲間意識って強いですか?

J:連帯感は強いよ。特に、パンクの精神が強いんだ。だけど、今は一年間ツアーで外を回っていて、そういうシーンから離れているんだよね。ボルチモアにいる時は、友達が僕のところに来てくれれば、プレイしてくれるし、逆に僕達が行けば、そこでプレイするしね。だけど、今はとにかくツアーばかりだから、そういうところと近づきにくいんだよ。 それと、今、パンクって言ったけれど、そのコミュニティでは、ちょっと違う意味で使うんだ。俗に言われるようなパンクロックという意味ではなくてね。おもしろいもの、変わったものを見せて、人からリアクションをもらおうというのが、皆が持っている精神で、その精神のことを言うんだ。そういう精神で、皆が繋がっている。 しかも、やる場所が、クラブではなくて、友達の家だったり、ウェアハウスだったりするところも、実は大切なポイントかもしれないね。