Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

Skream! 公式X Skream! 公式YouTube Skream! 公式アプリ

INTERVIEW

Overseas

OF MONTREAL

 

いいね!

Member:Nina Barnes(Creative Partner) / Jamey Huggins(multi-instrumentalist)

Interviewer:佐々木健治


-確かに、ガラッと曲が転調しますからね。それが、まさにこのアルバムがどういうものか、紹介するものになっていると。

J:そういうこと。まさにこの曲で、アルバム全体を表現していると思うな。

-好きなアーティスト、影響を受けたアーティストは誰ですか?

J:Kevinは、KINKSが大好きなんだ。特に、60年代のアルバムだね。だけど、M.I.Aも好きだし、Neil Youngも好きだな。あと、OUTCASTみたいなものも好きで、とにかく、いろいろなものを吸収して、取り入れるのが好きなんだよね。
N:いろいろな音楽を取り入れて新しいことをやるのが、OF MONTREALだと思っているの。それに、こうしてツアーをしたりだとか、音楽以外のものからもたくさん刺激を受けているわ。

-ちなみに、お二人が好きな音楽は?

J:いろいろあるよね。
N:CARIBOU(カナダのインディ・バンド)が好き。ANIMAL COLLECTIVEの新作もよかった。全部聴いたわけじゃないけれど、聴いた曲は全部よかったわ。
J:GUIDED BY VOICESが好きだな。うーん。たくさんあり過ぎて、挙げられないよ。

-OF MONTREALは、基本的にKevin主導で音楽を作っていくと思うんですが、他のメンバーからの意見も積極的に取り入れられたりします?

N:もちろん、アルバムの打ち合わせは、皆でするわ。だけど、アルバム自体は、彼が全部一人で録音するの。彼がマルチトラックで全部のパートを作ってしまうから、それには口を出せない状況になっているわね。昔は、もうちょっと皆でやっていたんだけどね。

(ステージで、サウンド・チェックが始まる。)

N:うるさいわね。もう少しでしょ?

-もうすぐ終わりますね。

N:うるさいから、止めるように言ってくるわ。(ステージに向かって)インタビューがもう少しで終るから、音を出さないで!

-(笑)ありがとうございます。日本の後も、しばらくツアーが続くようですが、次に日本に来るのはいつ頃になりそう?

J:今回は、プロモーションもかねているし、新しいレーベルっていうのもあるから、いろいろとチャレンジしている段階なんだ。今夜のライヴもよければ、また呼んでもらえるかな(笑)。3年日本に戻ってくるまでに、3年経ってしまったから、できれば、一年に一回は日本に来たいな。

-最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

N:戻ってこれて、嬉しいわ。私達のことを忘れないでいてくれて、ありがとう。
J:日本の皆さんにありがとうと言いたい。素晴らしい電化製品を発明してくれたお陰で、僕達がこういう音楽をやれているからね。